へパリンは生物のあらゆる組織に存在し、血液凝固阻止作用を持ったムコ多糖類の一種です。へパリンはグルコサミンとグルクロン酸が重合する事で合成され、血管内で血液の凝固作用を抑制して血行を良くする働きがあります。血液の流れを改善するだけでなく、分子にある電価を使用し、タンパク質を作る働きもあります。このような働きから、ヘパリンは天然の抗凝固剤と言われています。
へパリンの分子構造は、6~8糖を1単位とした、繰り返し構造で形成されています ヘパリンは体内では、他のムコ多糖と一緒で白色の粉末で、味や匂いは特になく、水に溶けやすく優れた吸湿性を持っていて、エタノールなどには溶けません。へパリンの優れた抗凝血活性は手術や治療にも応用され、ヘパリンは他のムコ多糖類には見る事が出来ない高度な抗凝血作用があります。
へパリンは分子量が大きい為、腸や胃での消化吸収が行われないでので、へパリンが必要な場合は、直接注射が必要になります。へパリンは効果も大きい分、副作用もあり、へパリンが体内に入ることで血小板が異常に減少する危険があります。この症状は、ヘパリン起因性血小板減少症といい、一般的には自然に回復しますが、重症の場合は血液が固まらず出血が治まらなくなる事があります。
このような危険な事態に陥るのは、手術でへパリンを使用した時などで、日常生活では注意する必要は特にありませんが、へパリンの服用で出血した場合は、すぐに診察を受けましょう。